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河野デジタル大臣”アバターロボット”共同研究・制作のお知らせ

河野デジタル大臣”アバターロボット”共同研究・制作のお知らせ

KiQは、石黒浩研究室と、所作とインタラクティブデザインを用いた”身体知”の共同研究・制作をはじめました。

“これまでのアバターロボット研究の対象は外観や対話機能の追求が中心で、人間が無理やり感情や動きをつなげてきました。
ヒューマンインタラクティブデザイン・XRの分野においても、人間の心・技・体、そして複雑な感情のみならず単純な感情をつなげた仕組み(身体知)には至っていません。”
人間は意識的に心と身体をふくむ全身で他者や環境と関わることで、人間らしさを生んでいます。
In the “shosa” design of Taro Kono’s robot, KiQ conducted both qualitative and quantitative analysis on the interpretation and of the “Shosa” creation of the minister.
人間らしさの表現で大事なことは、「言葉」や「ビジュアル」だけではなく、心が込められたコミュニケーションである「所作」であるという菊地あかねの仮説のもと、ロボットの所作ふるまいを豊かにリデザイン・アップデートしています。そうすることで、感情やインタラクティブ性を用いたアートワークやエクスペリエンスにShosa-Logyのコンセプトを組み込み、サイエンスをしながらクリエイティブに落とし込んでいます。
活動の一環として、KiQは河野大臣と石黒氏のロボットのふるまいをリデザインし、それらに人間らしい豊かな所作を組み込みました。
日本が大切にしてきた人間らしく美しい「所作」には間合い、余白、スピードだけではなく、心のこもったもてなしの精神が存在しています。また、相手との調和に意義を持つことが求められます。

河野大臣のロボットは、石黒氏がプロマネを務めるムーンショット型研究開発事業である”誰もが自在に活躍できるアバター共生社会の実現”において開発されました。
河野大臣は制作当時は内閣府特命担当大臣で、アバターは社会のあり方を世の中に伝えるためのアバターとして、開発されました。
KiQはATR(国際電気通信基礎技術研究所)とコラボし、このアバターが表現力豊かに人々にメッセージを伝えられるように、その所作のひとつひとつを分解/分類し、デザインを与えています。
また、石黒氏をモデルとしたロボット(HI-6)の動きについてもリデザイン、ディレクションしました。

河野太郎ロボットの所作のデザインにおいては、河野大臣の所作・ふるまいをKiQが定性・定量分析の両方で取得したものを解釈し、創造しています。
“またこのロボットに発話させるために、河野大臣の声を収録し、元々の発話における所作を映像で取得しました。
本人の特徴的な動きをさらに洗練させ、エンジニアリングによる実装で定量的に法則を決め、ふるまいをデザインしました。”
その結果、河野大臣と石黒氏モデルのロボットは、本人達よりも豊かな所作で会話ができるようになりました。
“これからさらに研究を進め、さまざまな状況でロボットが人間を超え、人間に影響を及ぼすレベルの所作をデザインします。
また、インスタレーションや住環境などの環境におけるインタラクティブ性の高いアートワークに、Shosa-Logyを組み込みます。”
そして、豊かなふるまいを持つロボットをアバターとして用いることで、伝えることにおける選択肢の拡張や、身体が不自由な方もアイデンティティを持ちます。そのような多様なモダリティで、コミュニケーションできるようになればと考えています。
そして、人間をはるかに超えるロボットの定義や、人間における心を追求することで、「生きる芸術」を追求していきます。